iCloud機能の設定の変更

いずれのデバイス上でも、機能のオン/オフを切り替えることによりiCloudの機能を変更できます。また、iCloudを完全にオフにすることもできます。

デバイスで iCloud の機能をオフにすると、iCloud に保存されていたその機能に付随する最新の情報も、そのデバイスでは使用することができなくなります。デバイスで iCloud メール、連絡先、カレンダー、メモ、またはリマインダーをオフにしても、iCloud.com からはそれらの情報にアクセスできます。また、この機能を設定した別のデバイスからもそれらの情報にアクセスすることができます。状況によっては、デバイスで iCloud 機能をオフにするときに、この機能の情報のコピーをそのデバイスに保存することを選択できます。コピーされたこの情報は iCloud とは同期されません。

すべてのデバイスで特定の機能をオフしたり、iCloudを完全にオフにする前に、iCloudのデータのコピーをお使いのコンピュータにアーカイブできます。詳細については、Apple サポート記事「iCloud データをアーカイブまたはコピーする」を参照してください。

iCloud機能のオン/オフを切り替える

変更したいデバイスの設定に応じて、次のいずれかを実行します:

  • iOSデバイスのホーム画面で「設定」>「iCloud」を選択し、iCloud機能のオンとオフを切り替えます。

    iCloudサービスをオンにした「設定」ウインドウ
  • Macでは、iCloud環境設定を開き、次に各機能の選択を解除します。(OS X v10.7.5では、iCloud機能のリストの内容は若干異なります。)

    サービスを選択した「システム環境設定」ウインドウ

    MacにOS X v10.7.5が搭載されており、カレンダーとリマインダーをオフにしている場合、カレンダー情報とリマインダーはiCalにローカルで保存されません。カレンダーとリマインダーの情報を維持したい場合は、iCloudをオフにする前にバックアップを作成する必要があります。詳細については、Apple サポート記事「iCloud カレンダーを無効にした場合にカレンダーとリマインダーまたは iCal から削除されるカレンダーとリマインダーのデータ」を参照してください。

  • Windowsコンピュータでは、iCloudコントロールパネルを開き、各機能の選択を解除します。「適用」をクリックして変更を有効にします。

    iCloudサービスの横のチェックボックス

    Microsoft Outlook 2007またはそれ以降のコンピュータにインストールされている場合、メール、連絡先、カレンダーおよびタスクをオンにすると、iCloudアカウントがOutlookに追加されます。iCloudのリマインダーは、Outlookではタスクと呼ばれます。

    お使いのWindowsコンピュータにOutlookがインストールされていない場合、iCloud.comにアクセスし、ブラウザでiCloudメール、連絡先、カレンダー、リマインダーを使用できます。

    「ブックマーク」をオンにすると、iCloudはユーザが選択したWindowsブラウザのブックマークを、iOSデバイスのSafariや、iCloudの「Safari」機能がオンになったMacコンピュータのSafariと同期します(OS X v10.7.5のiCloud「ブックマーク」機能)。ブックマークを最新の状態に維持したいWindowsブラウザを変更するには、「ブックマーク」の横の「オプション」をクリックします。iCloud コントロールパネルでサポートされているブラウザの詳細については、Apple サポート記事「iCloud:システム条件」を参照してください。

iCloudを完全に停止する

すべてのデバイスまたは一部のデバイスのみでiCloudを停止するかに応じて、次の操作を1つ以上実行します:

参考: 音楽、App、またはブックの自動ダウンロードを(iTunesの環境設定またはiOSの「設定」で)オンにした場合は、iTunesで購入したアイテムがお使いのデバイスに引き続きダウンロードされます。