カレンダーの共有の概要

カレンダーは、パブリックまたはプライベートの形でほかの人たちと共有できます。共有では、カレンダーに対する柔軟な設定が可能です。たとえば、子どものスポーツチームのカレンダーを作成して、コーチにはプライベートで共有することで、コーチがカレンダーを編集できるようにします。他の保護者とはパブリック共有して、保護者はカレンダーをいつでも閲覧できる(編集は不可)ようにできます。

共有は次のように動作します:

  • パブリック カレンダーは誰とでも共有できます。パブリックカレンダーにアクセスするには、Macではカレンダーアプリケーション(OS X v10.7.5の場合はiCal)、WindowsコンピュータではMicrosoft Outlook、またはその他のiCalendarファイル形式をサポートするほかのAppが必要です。

    パブリックカレンダーは、所有者(作成者)以外は編集できません。

  • プライベート カレンダーはほかのiCloudユーザと共有できます。

    参加者は、iCloudカレンダー、Macではカレンダーアプリケーション(OS X v10.7.5の場合はiCal)、WindowsコンピュータではMicrosoft Outlook、iPhone/iPad/iPod touchではカレンダーAppを使って、そのカレンダーを閲覧できます。

カレンダーの所有者(作成者)は、他の参加者のアクセス権を編集して、カレンダーを変更できる人を指定できます。参加者に割り当てることができるアクセス権は次の2種類です:

閲覧専用アクセス権が割り当てられた参加者は、次の操作を行うことができます:

  • カレンダーを表示して、ほかの参加者の表示に影響を与えずに表示方法(日表示、週表示など)を変更する

  • 自分のカレンダー環境設定を変更する

閲覧&編集アクセス権が割り当てられた参加者は、上記すべての操作に加えて、次の操作を行うことができます:

  • カレンダーのイベントを作成する/削除する

  • カレンダーイベントの詳細(名称、日付、時刻など)を変更する

  • カレンダーイベントに招待したゲストの返事を管理する

参加者は、共有カレンダーに新規参加者を招待することはできません。

参考: 複数の参加者が同時にカレンダーのイベントを編集しようとした場合、最初に保存された変更内容が維持され、共有カレンダーに反映されます。変更内容が保存されなかったユーザには、変更内容が保存されなかったことを伝えるメッセージが表示されます。

iCloudアカウントを無効にすると、作成した共有カレンダーが使用できなくなり、そのカレンダーが共有されなくなった旨の通知メールがすべての参加者に自動的に送信されます。