カレンダーのタイムゾーンを変更する

カレンダー(およびそのイベント)のデフォルトのタイムゾーンは、iCloudアカウントの設定時に指定したタイムゾーンです。ただし、タイムゾーン対応をオンにすると、デフォルトのタイムゾーン以外のタイムゾーンでイベントを作成したり、カレンダーを表示したりできます。現在位置が太平洋タイムゾーン(太平洋夏時間)であり、東部タイムゾーン(東部標準時)でイベントを作成または表示するような場合に、タイムゾーン対応を使います。

タイムゾーン対応がオンになっている場合、現在位置のタイムゾーンが変わっても、カレンダーはアップデートされません。たとえば、カリフォルニアで太平洋標準時の午前10時にミーティングがある場合、ニューヨークに移動しても、iCloudカレンダーのミーティングの時間は午前10時のままです。

タイムゾーン対応がオフになっている場合、現在位置が変わると、カレンダーのタイムゾーンも変わります。つまり、現在位置のタイムゾーンが変わると、カレンダーのタイムゾーン設定もアップデートされます。たとえば、カリフォルニアで太平洋標準時の午前10時にミーティングがある場合、ニューヨークに移動すると、カレンダーの項目は現在位置(東部)のタイムゾーンで表示されます。このため、太平洋標準時で午前10時のミーティングは、東部標準時の午後1時で表示されます。

参考: イベントのタイムゾーンの変更は、iCloudカレンダー機能が有効に設定されているすべてのデバイスに反映されます。ただし、タイムゾーン対応はデバイスごとに個別にオンにする必要があります。たとえば、コンピュータとiPhoneのタイムゾーンサポート設定が異なる場合、これらのデバイスでイベントは異なる時刻に表示されることがあります。

デフォルトのタイムゾーン以外のタイムゾーンを使用する

  1. iCloudカレンダーで、サイドバーの下部の「操作」ポップアップメニュー から「環境設定」を選択します。

  2. 「詳細設定」をクリックして、「タイムゾーン対応を有効にする」を選択し、「保存」をクリックします。

タイムゾーンサポートを有効にすると、イベントの作成時に「タイムゾーン」ポップアップメニューが表示され、使用するタイムゾーンを設定できます。

カレンダー(およびそのイベント)のデフォルトのタイムゾーンはいつでもリセットできます。